社会環境系の富山和也准教授がパジャジャラン大学において「InternationalSummer Program 2023」に参加しました

2023.08.18

 7月31日(月)~8月4日(金)、本学の国際交流協定締結校であるインドネシア・パジャジャラン大学において開催された、「International Summer Program 2023 ‐ Exploring Coastal Wanders:A Summer Adventure」(主催:パジャジャラン大学水産海洋学部[FPIK Unpad])に、社会環境系の富山和也准教授が非常勤教授として参加しました。
  本プログラムは、様々な分野の専門家による講義の受講と野外活動を通じ、海岸地域の環境保全や生態系の多様性保護、持続可能な水 産物の供給について、参加者の洞察力を育むことを目的としており、海岸環境の持続可能性に関心の高い多様な分野を専攻する学生約100名が、リモート含め9カ国から参加しました。
  ジャティナンゴールキャンパスでは、インドネシア国内外の専門家から、養殖技術や海洋生態系の保全、SDGs、地球規模の海洋と気候に関する講義が行われ、富山准教授は人と社会インフラの関係をテーマについて解説しました。どの講義においても、学生から多くの質問が寄せられ、環境問題への関心の高さや、高い学習意欲が伝わってきました。
  野外活動では、海沿いのパンガンダランキャンパス(PSDKU)に移動し、海洋水産に関する実習を目的に設置されたフローティングケージや海ガメの保護施設、教育およびエコツーリズムのためのマングローブにおいて、海洋環境の保全に関する体験学習が行われました。学生同士でディスカッションし、助け合いながら試料採取するなど熱心に活動する姿が見られ、また、文化施設の訪問では、スンダ地方の民族楽器アンクルンを使った伝統的なスンダ音楽やダンス、人形劇を楽しんでいました。
  今回参加した学生には、水産海洋学部の教育を通じて環境全体の枠組みを学び、その後、大学院でより専門的な知識を身につけたいという学部2~3年生が多く、学生自身が主体となってプログラム全体をマネジメントしており、能動的かつ積極的な姿勢が印象的でした。日本の教育や文化に関心の高い学生も多く、特にポピュラーカルチャーが非常に浸透しているようでした。
  先日締結した覚書に基づき、本年10月から本学に留学する特別聴講学生と本学学生においても、両校間の交流を通じて、互いに切磋琢磨しながら協力し合う姿が見られることを期待しています。


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国際交流の証

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パジャジャラン大学水産海洋学部サマープログラム2023

オンラインとハイブリッドでの講義の様子

講義後のディスカッション

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交流の記念

日本に留学経験のあるArief先生と来北予定の皆さん

PSDKU長のBambang先生と

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会場となった学長室のあるシンボリックな校舎

アンクルンを体験

フローティングケージに向かうボートにて

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フーローティングケージを見学

マングローブ調査

海ガメ保護区の海岸にて

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滞在中の行動をサポートしてくれた学生の皆さん.空港送迎からキャンパス間の移動,現地の案内など大変お世話になりました.