2023.07.06
本学とインドネシアのパジャジャラン大学は6月27日、教職員と学生の交流に関する覚書を締結しました。4月に締結した両校の包括協定を受け、具体的な交流計画の道筋を定めたもので、本学から富山和也准教授を「非常勤教授」としてパジャジャラン大学に派遣するとともに、パジャジャラン大学から特別聴講学生3人を受け入れることが固まりました。
パジャジャラン大学を訪問した鈴木聡一郎学長は、27日の署名式で、「覚書の締結を通じて、大学の国際化を実現したい。日本とインドネシアの学術協力にも意義がある」と英語で挨拶し、覚書に署名しました。鈴木学長はさらに、今年10月から本学に留学する3人に対し、「特別聴講学生入学許可書」を授与しました。
署名式後の会合で、パジャジャラン大学のリナ・インディアスチュティ学長は、「今回の覚書により、両校が教育・研究の両面で協力することが可能になった」と強調し、さらに「北見工業大学の学生も本学で学んでほしい」と述べ、パジャジャラン大学への留学を呼び掛けました。
会合には、両学長のほか、本学の渡邊康玄副学長、パジャジャラン大学のユディ・イーサン水産海洋学部長も交え、両校の協力関係の行方などについて協議しました。
パジャジャラン大学は、インドネシア・ジャワ島西部にあり、国内トップ10位に入る総合大学です。
覚書を交わして握手する鈴木学長とインディアスチュティ学長
本学に留学するパジャジャラン大学学生3人に「特別聴講学生入学許可書」を手渡す鈴木学長