北見で留学生の林業研修実施

2023.01.05

 北海道オホーツク総合振興局と北見工大の国際交流センターが12月16日に林業研修会を開催しました。私を含め、留学生2人が参加しました。
  午前中はまず会議室で説明会を行いました。振興局の講師の方が、北海道の林業の特徴、今後の展開、森林の手当について紹介しました。午後には、留辺蘂の森林に車で向かい、高性能の林業機械を見学しました。
  現場に着くと、大型の機械で、背の高い木を切り倒し、いくつかの木材に切り分けているのを見ました。周囲には、きれいにカットされた木材が積み上げられ、様々な完成品の加工のために様々な工場に送られます。
  参加したインドネシア人留学生は「12月の森は寒いけれど、実際に木材を加工していく過程が見られるのはとても面白い」と話しました。普通の人は、博物館に展示されている遺物や歴史についてしか知りませんが、現場に行って現在進行中の林業を体験し、その意味を理解することができたことは、私の人生で決して忘れることのできない体験と研修となりました。
 

(文と写真 シャン ウェイジャー)


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木材を伐採・整理する様子をみる留学生

木材処理機に乗り込む留学生