ベトナムの大学と初の協力協定締結

2022.10.14

 北見工業大学とベトナムのハロン大学は10月13日、教育・研究上の協力協定を締結しました。本学にとってベトナムの大学と結ぶ初の協定で、今後は教員や学生の交流を活発化させる考えです。ハロン大学はベトナム北部クアンニン省にある省立大学で、教育系と文化芸術系の大学が統合し、2014年に開学しました。観光、環境、外国語教育の教育や研究で評価が高く、学長は同省トップの党委書記が兼務しています。
 協力協定の調印式は、ハロン大学の講堂で行われ、鈴木聡一郎学長とハロン大学のチャン・チュン・ヴィ副学長がそれぞれ署名しました。鈴木学長はその後のあいさつで、「人材交流や共同研究を発展させ、日本とベトナムの学術的協力関係の向上に貢献したい」と抱負を述べました。
 式典の後、実務協議が行われました。ヴィ副学長が「環境学部に教員を派遣してほしい。学生の交流も進めたい」と提案し、本学から鈴木学長に榮坂俊雄、渡邊康玄両副学長も加わり、活発な議論となりました。


Responsive image

調印式で署名を終えた鈴木学長とヴィ副学長(右)