IWMST 2021を開催しました

2021.10.26

 9月29日(水)、国際ワークショップIWMST 2021(International Workshop on Modern Science and Technology)をオンラインで開催しました。当初は昨年秋に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、一年越しでの開催になりました。
  冒頭、鈴木聡一郎学長より加盟大学(ハルビン工程大学、武漢科技大学、勤益科技大学)の協力に対する謝意が示された後、本ワークショップを通じて研究者同士の繋がりが深まり、今後世界レベルの研究が進められることを大いに期待しているとの言葉がありました。
  次に、実行委員長である川村彰理事より挨拶があり、オンライン開催の経緯説明と、自然豊かな秋の北見に足を運んでいただけなかったことについて隔靴掻痒の思いであることが伝えられました。また、投稿論文数についての言及と、本ワークショップとしては今回初めて査読審査を設けたこともあり、各大学の査読者に対し感謝の気持ちが伝えられました。最後に、本ワークショップが契機となり、今後世界をリードする研究に繋がっていくことへの期待が寄せられました。
  開会式後の基調講演では、現ハルビン工程大学College of Aerospace and Civil EngineeringのMao Jize院長にご講演いただきました。Mao院長は、2003年3月に本学博士前期課程土木開発工学専攻を修了、2006年3月に本学博士後期課程物質工学専攻材料設計工学講座を修了したOBでもあります。本学で始めた研究を20年も継続し続け、今なお最先端の研究を行っているMao院長の講演を聞くことができたことは、本学にとって大きな喜びとなりました。


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鈴木学長

川村理事

Mao院長による基調講演

 分科会は、本学の6つの系に基づく分野に分けて行われました。当日は、査読を通過した計59編の論文が発表され、その後質疑応答が行われました。質疑応答は対面より控えめでしたが、加盟大学の大学院生や教員の発表に触れることができ、非常に意義のある分科会になりました。


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ワークショップの様子

 最後となりますが、本ワークショップの開催に際し、多くの関係者のご協力に対し厚く御礼申し上げます。次回は、中国ハルビン工程大学での開催が予定されています。引き続き、本ワークショップ参加を宜しくお願いいたします。

【関連情報】

e-Proceedings(北見工業大学学術機関リポジトリ):  https://kitami-it.repo.nii.ac.jp/records/2000095