インドネシア ボゴール農科大学と学術交流協定を締結しました

2021.06.02

 5月28日(金)、本学はインドネシアのボゴール農科大学と学術交流協定を締結しました。インドネシアの大学と協定を結ぶのは初めてです。オンライン上で調印式に臨んだ鈴木聡一郎学長は「農業と工学の連携は今後のスマート農業を左右する。これまでの研究や教育で培ったノウハウをインドネシアで活用したい」と挨拶し、今後の交流に期待感を示しました。
  ボゴール農科大学は、首都ジャカルタの南約150キロに位置するボゴール市に1996年に創設された国立大学です。国内トップクラスの農科大学として、これまでユドヨノ元大統領や歴代農相らを輩出しています。日本有数の農林水産業地域に位置する本学は、科学技術による第一次産業支援を本格化させていることから、今回の協定を通じて相互に技術や知見の交流を深め、両国の農業部門の発展に貢献したいと考えています。
  調印式には、本学から鈴木学長のほか、渡邊康玄副学長、三枝広人副学長兼事務局長、ボゴール農科大学からは、アリフ・サトリア学長、ドディック・リド・ヌロクマット副学長、イスカンダル・シレンガー国際計画局長、在京インドネシア大使館からはユスリ・ワルディアトノ教育文化担当官が出席しました。
  両学長が枠組み合意書と学生交流覚書に署名した後、サトリア学長は「農業、生物科学、持続可能な発展といった課題に協力して取り組みたい」と話し連携に意欲を示しました。また、調印式の冒頭、渡邊副学長は「オンラインでの交流も進め、両大学の関係を強化させていきたい」と呼びかけました。
  今後は教職員や学生の交流を進める予定です。この日はさっそく学生同士の交流会がオンライン上で開かれ、参加者は互いの専門分野などについて意見を交わしました。


Responsive image
Responsive image
Responsive image

(左から)
三枝副学長、鈴木学長、渡邊副学長

サトリア学長

ワルディアトノ教育文化担当官